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スペイン、東京五輪へ予選突破“一番乗り”! U-21EUROで準決勝進出

text by 編集部 photo by Getty Images

U-21スペイン
U-21スペイン代表【写真:Getty Images】

 イタリアで開催中のU-21欧州選手権は、現地時間22日にグループリーグA組最終節の試合が行われ、U-21スペイン代表が首位での準決勝進出を決めた。この結果により、スペインは来年行われる東京五輪男子サッカーの出場権も獲得している。

 今回のU-21欧州選手権は五輪予選を兼ねており、準決勝へ進んだ4チームが出場権を獲得する。グループリーグは12チームが3つのグループに分かれて戦い、各グループの首位チームおよび2位の中から成績上位1チームが準決勝進出となる。

 22日の試合ではスペインがポーランドに5-0の大勝を収め、開催国イタリアがベルギーに3-1で勝利。スペイン、イタリア、ポーランドが勝ち点6で並んだが、直接対決の得失点差で上回るスペインが首位となった。2位のイタリアは他グループの結果次第で準決勝進出および五輪出場権獲得の可能性がある。

 他に準決勝進出の可能性を残しているのはグループBのドイツ、デンマーク、オーストリア、グループCのルーマニア、フランス。この5チームにイタリアを加えた6チームの中から3チームが東京五輪の出場権を獲得することになる。

 開催国として出場権を獲得している日本を除けば、スペインは東京五輪の予選突破一番乗りとなった。オセアニア(本大会出場枠1チーム)と北中米カリブ海(2チーム)は今年9~10月、アフリカ(3チーム)は11月、アジア(3チーム)と南米(2チーム)は来年1~2月にそれぞれ最終予選やそれに相当する大会が行われる予定となっている。

【了】

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