J1のジュビロ磐田は30日、名波浩監督の退任をクラブ公式サイトで発表した。

　名波監督は2014年にペリクレス・シャムスカ監督の後任として磐田の監督に就任。名波監督は就任後の9試合で2勝5分2敗という成績だった。当時J2の磐田は4位でリーグ戦を終え、J1昇格プレーオフに回った。プレーオフ準決勝でモンテディオ山形に敗れ、J1昇格とはならなかったが、翌年に磐田はJ2で2位に入り、名波監督は磐田をJ1へ昇格させた。

　2017年シーズンでは新加入のMF中村俊輔やFW川又堅碁などの活躍で、名波監督体制では最高の6位でリーグ戦を終えた。トップ5を目標としていた2018年シーズンだったが、最終節で川崎フロンターレに敗れ、J1参入プレーオフに回ることになった。今季16節終了時点で17位と低迷していた磐田は30日に行われた第17節の川崎F戦で1-3の敗戦。名波監督はその後の会見で退任することを発表していた。

　磐田のクラブ公式サイトでは6月30日付で名波監督との契約を解除することを発表。後任は決定次第発表するという。

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