三好康児、ロベルト・フィルミーノ、パオロ・ゲレーロ
三好康児、ロベルト・フィルミーノ、パオロ・ゲレーロ【写真:Getty Images】

 ブラジルで開催中のコパ・アメリカ2019(南米選手権)は、現地時間3日までに準決勝が終了し、3位決定戦と決勝を残すのみとなった。だが得点王争いは史上稀に見る混沌とした状況となっている。

 準決勝まで勝ち進んだチームはここまでに5試合を戦ったことになるが、どのチームにも3得点以上を挙げた選手は存在しない。実に13人もの選手が2得点で得点ランク首位タイに並んでいる。

 決勝に進んだブラジルはMFフィリッペ・コウチーニョ、FWエベルトン、ロベルト・フィルミーノ、ペルーはMFエディソン・フローレスとFWパオロ・ゲレーロ、3位決定戦を戦うアルゼンチンはFWラウタロ・マルティネス、チリはFWアレクシス・サンチェスとエドゥアルド・バルガスがそれぞれ2得点を記録。最後の1試合でゴールを挙げられれば得点王獲得へのチャンスは大きく高まることになりそうだ。

 上記の選手たちに3点目のゴールが生まれず、それ以外に複数得点を挙げて抜け出す選手も出てこなかったとすれば、すでに敗退したチームで2得点を挙げていた選手も得点ランク首位タイのまま大会を終えられる可能性がある。

 グループリーグのウルグアイ戦で2点を挙げた日本のMF三好康児も現時点で首位タイをキープ。他にはコロンビアのFWドゥバン・サパタ、ウルグアイのFWエディンソン・カバーニ、ルイス・スアレス、ベネズエラのFWダルウィン・マチスが2得点で並んでいる。

 だが得点数では並んだとしても、ゴールデンブーツ賞を受賞する選手は一人のみとなる。大会規定によれば得点数で並んだ場合はアシスト数で受賞者を決定。現時点で2得点の選手ではフィルミーノが最多の3アシストを記録し、その他の選手たちは多くとも1アシストにとどまっている。すでにチームが敗退している三好らは、得点ランク首位タイで大会を終える可能性はあるが、ゴールデンブーツ受賞の可能性は消えているということになる。

 なお、過去のコパ・アメリカでは得点王となった選手は3得点が最少であり、2点のまま終えれば最少記録。得点ランク首位に並んだ人数は1927年大会の5人(3得点)が過去最多となっている。

【了】

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