アビスパ福岡が24日、チームに加入する予定だった32歳のブラジル人FWペドロ・ジュニオールについて、登録上の問題が発生したため、仮契約を解除すると発表した。

　今月16日にタイのブリーラム・ユナイテッドから完全移籍でペドロ・ジュニオールを獲得すると公式サイトで伝えていた福岡。ルールに基づき正式契約に向けて登録作業を進めていたが、手続きの過程で同選手の登録上の問題が発生したという。そのため、今回の契約解除に至ったようだ。

　今年1月には鹿島アントラーズからブラジルのフォルタレーザECへ移籍。今年2月にはブリーラム・ユナイテッドへ移籍している。そして、今年7月には福岡へ加入することになっていたが、今季3クラブ目の移籍となるため登録上の問題が発生したと考えられている。

　ペドロ・ジュニオールは福岡の公式サイトを通じて「登録上の関係で、2019シーズン日本でプレーできないこととなりました。アビスパ福岡のサポーターの皆様にお会いすることができず残念ですが近い将来お会いできれば嬉しいです。またアビスパ福岡関係者の方々に対しては自分のことを思い出していただき本当に感謝しています。また会いましょう、アビスパ福岡」と語っている。

　また、鈴木健仁チーム強化部長も「この度は、登録上の問題でペドロジュニオール選手との契約を解除することになりました。ペドロ ジュニオール選手の活躍を期待されていた皆さまには、大変残念なお知らせとなり誠に申し訳ございません。チームは、現在厳しい状況が続いておりますが、引き続き戦力補強は行って参ります。現状を打開できる体制を整えるよう、最善を尽くしてまいりたいと思っておりますので、引き続き変わらぬご支援、ご声援をお願い致します」とコメントしている。

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