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夏の移籍金ランキング、暫定トップ10を紹介。10代若者に150億円超! ここまでの最高額は誰だ?【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:「ネクスト・ロナウド」

ジョアン・フェリックス
ベンフィカからアトレティコ・マドリーへ移籍したジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

1位:ジョアン・フェリックス(ポルトガル代表)
生年月日:1999年11月10日(19歳)
ベンフィカ→アトレティコ・マドリー(移籍金:約153億円)
昨季リーグ戦成績:26試合出場/15得点9アシスト

 8月2日現在で移籍金ランキング1位に立っているのはポルトガル代表FWだ。ベンフィカで印象的な活躍を見せ瞬く間に世界中の注目を集めた19歳のジョアン・フェリックスは今夏、アントワーヌ・グリーズマンが抜け、その後釜を探していたアトレティコ・マドリーへの移籍を決断。その移籍金は1億2600万ユーロ(約153億円)とされており、10代の選手としてはモナコからパリ・サンジェルマンへ移籍したキリアン・ムバッペに次ぐ2位、サッカー界全体でも歴代5位となる高額移籍となった。背番号は昨季までグリーズマンが身に着けていた「7番」に決定している。

 ドリブル、パス、シュートの技術が極めて高く、前線で様々な仕事を果たすことができるJ・フェリックスは「クリスティアーノ・ロナウド2世」と称されるポルトガル代表期待の逸材。昨季はベンフィカでリーグ戦26試合15得点9アシストの成績を収めるなど大爆発し、ヨーロッパリーグの準々決勝1stレグ、フランクフルト戦では大会史上最年少でのハットトリックも記録するなど世界中にその力を証明した。

 すでにアトレティコデビューも果たしている同選手は、現地時間7月26日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のレアル・マドリー戦で得点をマーク。新シーズンに向けてのアピールに成功し、同時にその期待感を更に高めた。「ネクスト・ロナウド」はスペインの地でどのような活躍を見せるか。注目だ。

【了】

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