フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマン（PSG）は、現地時間の25日に行われるリーグアン第2節トゥールーズ戦の登録メンバーをクラブの公式サイトで発表した。レアル・マドリーやバルセロナへの移籍が噂されるブラジル代表FWネイマールはメンバーから外れた。

　2017年夏にサッカー界史上最高額の移籍金でPSGに加入し、負傷による離脱などがありながらも2年間で公式戦58試合に出場し51ゴールを記録したネイマール。だが、今夏には移籍に向けた可能性が高まっていると報じられてきた。また、PSG残留とも報じられていて、未だ去就は不透明となっている。

　そんな中、ネイマールはトゥールーズ戦の登録メンバーから外れ、次節は出場することはできない。25日付のスペイン『アス』によると、コパ・アメリカ（南米選手権）前の怪我で離脱していたネイマールだったが、ここ1週間はトップチームの練習に参加していたという。

　また、試合前の会見でトーマス・トゥヘル監督は「彼はチームメイトと良い1週間を過ごしていた。だが、クラブの態度は明らかだ。彼の状況がクリアにならなければ、彼はプレーできない。もしネイマールの状況が明日、クリアになれば、彼はプレーできる」とコメントしていた。

　トゥヘル監督の言う通り、メンバー外のネイマールの状況はクリアではなく、移籍へと傾いているのかもしれない。移籍市場が閉まるまでネイマールの動向に目が離せない。

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