レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が解任されたとすれば、新監督にはジョゼ・モウリーニョ氏の復帰を望んでいるファンが多いようだ。スペイン『マルカ』紙がオンラインアンケートの結果を公開している。

　マドリーは先日行われたチャンピオンズリーグ初戦でパリ・サンジェルマンに0-3の敗戦。今年3月にジダン監督が復帰して以来低調な戦いが続いていることもあり、同監督の立場は危うくなってきたとの見方も強まっている。

『マルカ』では、ジダン監督がマドリーを去る場合の後任として誰を希望するかについてファンにアンケートを実施。2010年から2013年までマドリーを率いた元監督であるモウリーニョ氏が44％で最多の支持を集めた。

　ユベントス前監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏が23％、カスティージャ（レアル・マドリーB）現監督のラウール・ゴンサレス氏が21％、「その他」が12％という結果。レアル・ソシエダBの監督を務めるシャビ・アロンソ氏も候補の一人と噂されているが、選択肢には含まれていなかった。

　モウリーニョ氏は昨年12月にマンチェスター・ユナイテッド監督を解任され、現在はフリー。3月のジダン監督就任前にもマドリー復帰が噂されたが実現しなかった。同氏は古巣復帰の見通しについて「すでに監督がいるチームを率いることはできない」とコメントするにとどめている。

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