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本田圭佑がアプローチのマンU、監督は補強について「適切な選手であるべき」

text by 編集部 photo by Getty Images

オーレ・グンナー・スールシャール
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、攻撃陣に補強が必要であることを認めつつ、獲得を望む選手の条件について説明している。英メディア『スカイ・スポーツ』などが同監督のコメントを伝えた。

 ユナイテッドは今夏の移籍市場でロメル・ルカクやアレクシス・サンチェスを放出。マーカス・ラッシュフォードやアントニー・マルシャルの負傷もあり、前線の駒不足に苦しむ状況に陥っている。

「もちろんアレクシスとルカクを手放したのだから、次に補強すべきポジションがFWであることは誰にでも分かる」とスールシャール監督はコメント。今夏にも補強は検討していたが、「欲しい選手は手に入らなかった。獲得可能な選手はいたが、我々の欲しい選手ではなかった」とのことだ。

 今後改めて補強に動くとしても、慎重に検討を重ねる姿勢を示している。「創造性や得点力を求めてはいるが、(獲得するのは)適切な選手でなければならない。100%確信できる選手でなければ獲得しても意味がない。ここに長く残るような選手であるべきだ」とスールシャール監督は語った。

 ユナイテッドに対しては、現在フリーの元日本代表MF本田圭佑が“逆オファー”を出したことも話題となっている。本田は先日、自身の公式ツイッターアカウントでユナイテッドに向けて「オファーを下さい。お金は必要ないです」と公開アプローチを行っていた。

「長く残る選手」という基準が求められるとすれば、現在33歳の本田が新戦力候補となるのは厳しいかもしれない。だがユナイテッドが獲得を狙う可能性がある選手としては、ユベントスに所属する同じ33歳のクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチも有力だと噂されている。

【了】

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