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バレンシア元会長に禁錮2年の有罪判決。“殺し屋”雇い後任会長の誘拐企てる

text by 編集部 photo by Getty Images

バレンシア
バレンシア【写真:Getty Images】

 元バレンシア会長のフアン・バウティスタ・ソレール氏は、自身の後任会長となったビセンテ・ソリアーノ氏の誘拐を企てたとされる容疑について、禁錮2年の有罪判決を下された。スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。

 2004年からバレンシア会長を務めたソレール氏は、2008年に自身の保有する株式を8500万ユーロ(約100億円)でソリアーノ氏に売却することが合意。だがその売買を巡ってトラブルが生じていた。

 それから6年後の2014年、ソレール氏は未払金の支払いを迫るためソリアーノ氏を拉致することを企てたとされている。ソレール氏は拉致を実行するため“殺し屋”を雇おうとしたが計画は発覚し、同氏を含む4人が逮捕された。

 ソレール氏は計画への参加を強要されたが拒否していたと法廷で主張。だが裁判所は同氏を有罪と判定し、誘拐未遂に対して1年、強奪未遂に対して1年、計2年間の禁錮刑とする有罪判決を下した。

【了】

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