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トッテナム戦4得点のバイエルンMFに仏紙“10点満点”。前例はわずか10人

text by 編集部 photo by Getty Images

セルジュ・ニャブリ
バイエルン・ミュンヘンのセルジュ・ニャブリ【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグB組第2節のトッテナム対バイエルン・ミュンヘン戦が現地時間1日に行われ、バイエルンがアウェイで7-2の衝撃的勝利を収めた。バイエルンのドイツ代表MFセルジュ・ニャブリはこの試合で4得点を記録している。

 ニャブリは53分にチームの3点目となるゴールを挙げると、そのわずか2分後にも2点目。終盤のゴールラッシュの中でもさらに2点を加え、歴史的勝利の最大の立役者となった。

 仏紙『レキップ』では、この試合のニャブリのパフォーマンスに対して採点「10」をつけた。10点満点方式での満点評価は非常に稀であり、よほど特別な活躍を見せた選手にしかつけられることがないものだ。

 英紙『ミラー』によれば、『レキップ』が10点満点をつけた例はニャブリ以前にはわずか10回しかないという。いずれもサッカー界の歴史に残るようなパフォーマンスに対しての採点だった。

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、仏紙からCLで過去に2回の満点評価を与えられている。アーセナルから4点を奪った2010年の試合と、レバークーゼンから5点を奪った2012年の試合だ。ボルシア・ドルトムント在籍時にレアル・マドリーから4点を奪ったFWロベルト・レバンドフスキ(2013年)や、アメリカワールドカップで1試合5得点を決めたロシア代表のFWオレグ・サレンコにも満点がつけられた。

 近年では、満点評価がつけられる頻度がやや上がっているようだ。昨年はリーグアンのディジョン戦で4点を挙げたパリ・サンジェルマンのFWネイマールに10点満点。昨季のCL決勝トーナメントではアヤックスのMFドゥサン・タディッチ(マドリー戦)とトッテナムのMFルーカス・モウラ(アヤックス戦)に10点がつけられており、2019年に入ってニャブリで3例目となる。

【了】

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