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冨安健洋のボローニャ、白血病治療中の指揮官が5試合ぶりベンチ入りへ

text by 編集部 photo by Getty Images

シニシャ・ミハイロビッチ
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第7節のボローニャ対ラツィオ戦が現地時間6日に行われる。ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督は5試合ぶりにベンチ入りしてチームを指揮することになりそうだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ミハイロビッチ監督は今季開幕前のプレシーズン中に白血病を患っていることを告白し、在任のままチームを離れて闘病生活を開始。だが8月25日にはセリエA開幕戦のヴェローナ戦でスタジアムに姿を見せてファンやメディアを驚かせた。

 治療の第一段階を終えて一時退院が可能となったことで、続く第2節SPAL戦でも指揮を執った。だがその後は再び入院し、治療の第二段階に入っていた。

 その後の経過は良好なようで、ラツィオ戦では5試合ぶりにベンチ入りすることが可能な見通しとなったようだ。当日朝に最終検査が行われるが、外出が認められることは「ほぼ確実」だと伊紙は伝えている。

 日本代表DF冨安健洋も所属するボローニャは開幕から3試合で2勝1分けと順調なスタートを切ったが、その後の3試合では勝ち点1の獲得にとどまっている。“闘将”の帰還がチームに再び勢いを与えることが期待される。

【了】

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