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香川真司、先発復帰も現地メディア低評価。「元気のない試合だった」

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

香川真司
レアル・サラゴサの香川真司【写真:ムツ・カワモリ】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第10節のレアル・サラゴサ対カディス戦が現地時間6日に行われ、アウェイのカディスが2-0で勝利を収めた。サラゴサのMF香川真司は先発出場し、58分に交代するまでプレーしている。

 ミッドウィークに行われた前節マラガ戦を風邪による発熱で欠場していた香川は、首位カディスとの上位対決で先発に復帰。積極的に攻撃に絡むプレーも見せていたが、失点直後の58分という比較的早い時間での交代となった。

 現地メディアでは、香川のパフォーマンスは低調だったと評されている。『スポルト・アラゴン』は採点「5」をつけ、「目立たない試合だった。先発に復帰したが開幕当初のような刺激はもたらせず、カディスの守備を崩す上で(イニゴ・)エグアラスや(ジェームズ・)イグべケメを助けられなかった」と寸評を記した。

『エル・デスマルケ』サラゴサ版でも香川の採点は同じく「5」。「スタメンに戻った日本人選手は元気のない試合だった。遠い位置からシュート2本を放って良いスタートを切ったが、彼の魔法は徐々に霞んでいった」と評している。

 終盤にも1点を追加されたサラゴサは0-2で敗れ、今季初黒星で5位に後退。次節は現地時間13日にアウェイで9位ヌマンシアと対戦する。

【了】

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