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岡崎慎司、ゴールは幻に終わるも古巣相手の勝利に貢献。現地評価は…

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

岡崎慎司
ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第10節のウエスカ対マラガ戦が現地時間6日に行われ、ホームのウエスカが2-0で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発でフル出場している。

 岡崎にとっては、今夏に在籍しながらも登録問題で試合に出場できず、わずか1ヶ月で退団した“古巣”との対戦。前半23分には右サイドからのクロスに合わせてゴールネットを揺らす場面もあったが、その前にオフサイドがあったとの判定で幻の得点に終わった。

 地元メディア『スポルト・アラゴン』は、この試合での岡崎のパフォーマンスに採点「7」をつけた。終始試合を支配して快勝したウエスカの選手が全体的に高く評価される中では平均的な採点となっている。

「ピッチ上での豊富な経験を活かして完璧なポジション取りが可能であり、彼の絡むプレーをいつもやりやすくしている。元チームメートたちは90分間を通してしっかり張り付いていたが、それでも無効とされた1ゴールを決め、もうひとつ惜しいチャンスもあった」と岡崎は評されている。

 敗れたマラガは降格圏の19位に沈んでおり、苦しい状況の中でサポーターは「岡崎を懐かしんでいる」と『アス』紙は述べた。「公式戦で1分間もプレーしていないサッカー選手がこれほどサポーターに愛されるケースは滅多に無い」としている。

【了】

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