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元アメリカ代表守護神が40歳で現役引退。マンUやエバートンなどでも活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

ティム・ハワード
コロラド・ラピッズのティム・ハワード【写真:Getty Images】

 MLS(メジャーリーグサッカー)のコロラド・ラピッズに所属していた元アメリカ代表GKティム・ハワードは、ラストマッチとなる試合を終え現役を引退した。英メディア『BBC』などが伝えている。

 現在40歳のハワードは、今年1月に今季限りでの現役引退を表明していた。現地時間6日に行われたMLSレギュラーシーズン最終節のロサンゼルスFC戦にも先発で出場したが、この試合に1-3で敗れたラピッズはプレーオフ進出を逃す結果となり、ハワードはそのまま現役生活を終えることになった。

 ハワードはMLSのメトロスターズでキャリアをスタートさせたあと、2003年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。1年目にはレギュラーとしてプレーし、アメリカ人選手としては実に131年ぶりとなるFAカップ優勝を成し遂げた。

 2006年にはエバートンへのレンタルを経て完全移籍し、2016年にMLSへ戻るまで10年間在籍。不動の守護神として長年にわたってゴールを守り続けた。2012年にはGKとしてはプレミアリーグ史上4人目となる得点も挙げている。

 アメリカ代表としても2002年から2017年まで15年間にわたってプレーし、3回のワールドカップに出場。通算121キャップはGKの選手としては同国歴代最多となっている。2014年大会のベルギー戦では1試合でセーブ16本というワールドカップ最多記録も樹立した。

【了】

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