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24チーム出場の2021年クラブW杯出場枠は? レッズは今季ACL優勝なら確定か

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA
国際サッカー連盟【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)は、FIFAクラブワールドカップの2021年大会を中国で開催することを24日に可決した。だが、各大陸の出場枠の割当や出場チーム決定方法については先送りされている。

 クラブワールドカップは2021年より新方式へ移行し、大会規模が大幅に拡大される。現在は6大陸の王者と開催国王者の7チームが出場しているが、2021年大会からは24チームが出場する。

 出場枠の割当については、今年3月に大会の拡大が決定されて以来、おおよその予想が各国メディアで伝えられている。欧州から8チーム、南米から6チーム、アフリカ、アジア、CONCACAF(北中米カリブ海)から各3チーム、オセアニアから1チームとなることが見込まれるという。

 アジアからの出場チーム決定方法としては、直近3大会のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝チームに出場権が与えられるのではないかとの見方もあった。だとすれば、2018年王者の鹿島アントラーズはすでに2021年クラブワールドカップの出場権を得ていることになる。

 だが匿名の関係者による情報として『AP通信』が24日付で伝えたところによれば、アジアからは2019年と2020年のACL王者に加えて、その2年間のACL準優勝チームによるプレーオフで3つ目の出場チームを決定する方式が検討されているという。いずれにしても、浦和レッズとアル・ヒラル(サウジアラビア)が対戦する今年の決勝を制したチームは、クラブワールドカップの2019年大会だけでなく2021年大会の出場権も獲得する可能性が高いということになるかもしれない。

 8枠が与えられる欧州からは、直近4年間のチャンピオンズリーグ王者とヨーロッパリーグ王者がクラブワールドカップに出場することが想定されている。だとすればスペインのレアル・マドリーとアトレティコ・マドリー、イングランドのリバプールとチェルシーはすでに2021年クラブワールドカップ出場権を獲得していると考えられる。

【了】

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