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久保建英、移籍後初の欠場に「出場時間をプレゼントはしない」と監督

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】

 マジョルカのビセンテ・モレノ監督は、同クラブに所属する日本代表MF久保建英を前節の試合に起用しなかったことについてコメントしている。スペイン『デポル.com』などが伝えた。

 レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入した久保はデビューから3試合に交代出場したあと、2試合に先発出場。その後はまたベンチに戻り、3試合に交代出場していたが、現地時間10月31日に行われたリーガエスパニョーラ第11節のオサスナ戦ではベンチ入りしながらも最後まで出場機会を与えられなかった。

 モレノ監督は1日の会見で、移籍後初の欠場となった久保についてコメントを求められると、「出場時間をプレゼントすることはない。我々はマドリーでもバルセロナでもない」と返答。プレー時間を得るためには実力で勝ち取ることが必要であり、現在の久保にはそれができていないという見方を示している。

 久保はデビュー2戦目でPK獲得、3戦目で初アシストなど得点に繋がるプレーを見せた。スペインメディアでも高い評価を受けていたが、その後は具体的な結果を残すことができておらず、「8試合を戦って1アシストしかない」と『デポル.com』もネガティブに評価。マドリーに残って結果を出し始めている“ライバル”ロドリゴ・ゴエスの活躍とも比較している。

 マジョルカの次の試合は現地時間3日に行われるアウェイでのバジャドリー戦。マジョルカ加入前に移籍先候補として噂されたチームを相手に、久保は再びピッチに立つことができるだろうか。

【了】

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