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本田圭佑、フィテッセでの起用法は?スルツキ監督「右のオプションもある」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
本田圭佑【写真:Getty Images】

 元日本代表MF本田圭佑は6日、オランダ1部のフィテッセへの加入が決定した。クラブを率いるレオニド・スルツキ監督が本田の起用法などについて話している。オランダ『AD』が現地時間の6日に報じた。

 昨季限りでメルボルン・ビクトリーを退団した本田は、フリーで新天地を模索していた。ついにフィテッセと今季終了まで契約をした。スルツキ監督は、本田にとってCSKAモスクワ時代の恩師にあたる。本田自身も同監督の戦術理解度がある。今後の活躍次第では来季以降の契約も勝ち取るかもしれない。

 オランダ『AD』は「スルツキ監督はこの日本人が来季の欧州でプレーするためのチケットを獲得しなくてはいけないということを考えないといけない」と伝えている。

 また、インタビューに答えたスルツキ監督は「本田は特別なクォリティーをもたらす。彼は時間がない。中盤の全てのポジションをこなすことができる。彼は中央でプレーする方がいいと私は思っている。だが、右のオプションもある。ウサマ・タンナーヌが離脱しているからね。彼(本田)は東京五輪を目指している。それが彼の大きなゴールだ」とコメントし、右サイドでの起用も示唆している。

 フィテッセの基本フォーメーショは2ボランチを配置する4-4-2。場合によっては、中盤ダイヤモンド型の4-4-2となる。負傷離脱中のタンナーヌは主に右サイドハーフでプレーしている。スルツキ監督の言葉通りなら、ダイヤモンド型のボランチ、トップ下、もしくは右サイド。また、本田は2ボランチを置いた中盤4枚のうち右サイドハーフかボランチでプレーすることになるかもしれない。

 本田はどこでプレーすることになるのだろうか。本田のデビュー戦が予想される代表ウィーク明けの現地時間24日に行われるスパルタ戦に注目が集まる。

【了】

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