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オーバーヘッドが顔面直撃…意識取り戻すも「酷い怪我。非常に深刻」と指揮官

text by 編集部 photo by Getty Images

ケナン・バイリッチ
ケナン・バイリッチ【写真:Getty Images】

【ウルバーハンプトン 1-0 スロヴァン ELグループリーグK組第4節】
 
 ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグK組第4節、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ対スロヴァン・ブラチスラヴの試合が現地時間7日に行われた。この試合で、スロヴァンに所属する24歳のスロベニア代表DFケナン・バイリッチが病院に運ばれるシーンがあった。7日に英メディア『BBC』が報じている。

 試合開始して88分、ウルバーハンプトンのラウール・ヒメネスがオーバーヘッドをした時、足がバイリッチの顔面を直撃。バイリッチは意識のないまま倒れこみ、近くにいた両チームの選手が必死に舌を飲み込ませないようにしていた。約10分後、ストレッチャーに乗せられて運ばれ、病院に搬送されている。

 スロヴァンを率いるヤン・コザック監督は試合後「彼は意識を取り戻した。しかし、彼は脳震盪を起こしている。現時点でわかるのは、非常に酷い怪我だと言うこと。かなり深刻だ。バイリッチは我々と一緒には帰ることが出来ない。観察のために入院することになるだろう」と語っている。また、ヒメネスは「僕たち全員にとっても辛い。何て言えばいいかわからない。彼が元気に回復することを願っている」とコメントした。

【了】

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