アーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は、自身がバイエルン・ミュンヘンの監督に就任する可能性はなかったと明かした。『beINスポーツ』でのコメントを英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
バイエルンは今月3日にニコ・コバチ前監督を電撃解任。その後任候補の一人として名前が挙がっていたのがヴェンゲル氏である。同氏は先日、「来週話すことになっている」と述べ、バイエルンと接触することを認めていたところだ。
だが、ヴェンゲル氏は今回、「まず、私は候補者ではなかった」とコメント。「アプローチはあったが、仕事の候補ではなかったよ」と語っている。
なお、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは9日、暫定的に指揮を執っているハンジ・フリック監督について「良くやっている。我々の信頼を勝ち取っている」と語っており、新監督探しを急いでいないことを強調していた。
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