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南野拓実、今冬にリバプール移籍へ?英紙は19歳FWよりも戦術的に合うと報道

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
南野拓実【写真:Getty Images】

 オーストリア1部のザルツブルクに所属する日本代表MF南野拓実にはリバプールが獲得に興味を示している。現地時間12日付の英紙『ミラー』はリバプールが今冬に南野の獲得に動く可能性があると報じている。

 南野は現地時間10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦で、1ゴール1アシストを記録するなど欧州王者を苦しめる活躍をみせた。それ以来、リバプールが南野の獲得を検討しているという噂が一部メディアで報じられてきた。同12月10日に行われたCLグループE最終節のリバプール戦でも先発フル出場を果たしている。

 ユニフォームサプライヤーのニューバランス社から訴えられたリバプールは、法廷での答弁の中でナイキ社との新たな契約により極東市場への進出に向けた動きを強めることに意欲を示したと英紙『リバプール・エコー』が伝えていた。

 だが、『ミラー』は南野獲得はアジア市場へのアピールを強めるためだけではないと指摘。現在、ザルツブルクの19歳FWエルリング・ブラウト・ハーランドに欧州ビッグクラブが興味を示している。だが同紙によると、クロップ監督はハーランドのような点取り屋のFWではなく、今季公式戦22試合で9得点11アシストとアシスト数の多い南野の方を好んでいるのではないかと伝え、ゲーゲンプレッシングを使うクロップ監督の戦術には南野の方が合っていると報じている。

 リバプール相手にもその実力を遺憾なく発揮した南野。果たして、欧州王者に移籍することになるのだろうか。

【了】

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