イングランド・プレミアリーグのリバプールに加入が決定していた日本代表MF南野拓実は、現地時間12月31日にチームに合流して初練習を行った。クラブ公式ウェブサイトやSNS、英国メディアなどもその様子を詳細に伝えている。

　オーストリア1部のザルツブルクでプレーしていた南野はリバプールへの完全移籍が先月発表された。冬の移籍市場が開く1月1日付で正式に欧州王者の一員となる。

　南野は31日午後にリバプールの本拠地メルウッドに到着。室内のジムでトレーニングを行っていた新たなチームメートたちと挨拶や握手を交わし、ユルゲン・クロップ監督とも対面した。

　続いて夜に行われた練習にもチームメートたちとともに参加し、リバプールの一員として初めてボールを蹴る姿を見せた。クラブ公式サイトも写真や動画などでその様子を大きく伝え、トップページのニュース欄は南野の記事だけで埋まるほどとなった。

　プレミアリーグで首位を快走するリバプールは現地時間2日にシェフィールド・ユナイテッドと対戦するが、登録上の規定により南野はまだ出場できない。デビュー戦は最速の場合で5日に行われるFAカップ3回戦のエバートン戦となる。

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