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武藤嘉紀、今季初のリーグ戦フル出場も…。不運もあって攻撃に絡めず、好調レスターに完敗

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
武藤嘉紀【写真:Getty Images】

【ニューカッスル 0-3 レスター・シティ プレミアリーグ第21節】

 プレミアリーグ第21節のニューカッスル対レスター・シティが現地時間1日に行われた。試合は3-0でアウェイのレスターが勝利を収めている。ニューカッスルのFW武藤嘉紀は今季リーグ戦初のフル出場を果たした。

 9月29日のレスター・シティ戦以来、今季2度目となるリーグ戦先発起用となった武藤だが、2位と好調の相手にニューカッスルは押し込まれる展開。武藤はなかなかボールに触ることができない。

 先制したのはレスター・シティ。36分、ニューカッスルのミスからアジョセ・ペレスが決めてリードを奪うと、その3分後にはマディソンがミドルシュートを突き刺して2-0とした。

 その後、ニューカッスルにアクシデントが発生。44分、ウィレムスが負傷で交代を余儀なくされると、前半アディショナルタイムにはマンキージョも負傷。立て続けに交代枠を2つ使うことになった。

 2点を追うニューカッスル。ブルース監督は後半のスタート時にロングスタッフを投入して交代枠を使いきる強気の采配に出たが、これが裏目に。51分、シェアが筋肉系のトラブルでプレー続行不可能となり、10人で残り時間を戦うことになった。武藤の仕事は低めの位置からの守備が主となり、なかなか敵陣に踏み入ることができない。

 これで楽になったレスターは、数的優位をいかしてボールを支配。攻撃時はリスクを冒さずにボールを動かしていく。87分にはチョードゥリーにゴールが生まれて3-0で試合終了した。

【得点者】
36分 0-1 アジョセ・ペレス(レスター・シティ)
39分 0-2 マディソン(レスター・シティ)
87分 0-3 チョードゥリー(レスター・シティ)

【了】

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