第98回全国高校サッカー選手権大会3回戦の全8試合が3日に行われ、準々決勝に進出する8チームが決定した。

　12時5分キックオフの各会場第1試合では、帝京長岡（新潟）が神戸弘陵（兵庫）に5-0の勝利を収めて2大会連続の準々決勝進出。FC町田ゼルビア加入が内定しているFW晴山岬がヘディング3発でハットトリックを達成するなど、後半だけで5得点を奪って大勝した。

　静岡学園（静岡）はMF小山尚紀の3試合連続ゴールなどで今治東（愛媛）に3-0の勝利。昌平（埼玉）は後半アディショナルタイムの決勝点により1-0で國學院久我山（東京B）を下した。

　四日市中央工業（三重）対日章学園（宮崎）戦はシーソーマッチの末に3-3で終え、PK戦を4-3で制した四中工が準々決勝へ。2得点を挙げた四中工のMF森夢真は3試合連続の計5得点で得点ランク首位に立っている。

　14時10分キックオフの第2試合では、昨年王者の青森山田（青森）が富山第一（富山）に4-1の勝利。1年生MF松木玖生の2得点などで4点を奪った。

　矢板中央（栃木）は鵬学園（石川）に2-0の勝利を収めて3年連続の8強入り。徳島市立（徳島）は筑陽学園（福岡）を1-0で破った。仙台育英（宮城）対日大藤沢（神奈川）戦は0-0からPK戦9-8で仙台育英に軍配が上がった。

　準々決勝は5日日曜日に開催。青森山田対昌平、矢板中央対四中工、帝京長岡対仙台育英、徳島市立対静岡学園の各カードとなる。

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