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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(2)。順風満帆だった初陣から5試合の評価は?

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

キリンチャレンジカップ2018 パナマ戦

日本代表
キリンチャレンジカップ2018・パナマ戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 3-0 パナマ代表 キリンチャレンジカップ2018】

 日本代表指揮官としての初陣を飾った森保一監督。そんな森保ジャパンが2018年10月12日のキリンチャレンジカップ2018で対戦したのが、ワールドカップ初出場を果たしたばかりであったパナマ代表だった。

 森保監督はこの試合でFW大迫勇也やMF原口元気などのロシアワールドカップ組を起用。MF南野拓実ら新世代選手たちとどのような連係を築くのかに注目が集まった。また、シント=トロイデンで活躍していたDF冨安健洋を先発に抜擢。こちらも注目ポイントとなっていた。

 前半開始間もなくして、試合の流れを掴んだのは森保ジャパン。最前線の大迫にボールを集め、そこから手数をかけないシンプルな攻めでパナマに襲い掛かった。守備陣もしっかりとした対応を見せ、ほとんど相手を寄せ付けなかった。

 そんな流れの中、待望の先制ゴールが生まれたのは42分。相手のパスをカットしたMF青山敏弘が楔のパスを打ち込むと、ボールを受けた南野が華麗なターンで相手をかわす。そのままペナルティエリア内に侵入した同選手は、左足で冷静にゴール左へ流し込んだ。前半はそのまま1-0で終了している。

 後半の立ち上がりはパナマに押し込まれる時間もあった日本代表だったが、GK権田修一を中心とした守備陣は得点を許さない。すると流れは再び森保ジャパンへ傾いた。

 すると65分、MF伊東純也のパスに抜け出した南野がシュート。これはGKに阻まれるものの、こぼれ球を伊東が押し込んで2点目を奪取。さらに85分には、途中出場のFW川又堅碁がゴールを決め、3-0と相手を突き放した。

 最後まで高い集中力を保った日本代表は、そのまま3-0と勝利。コスタリカ代表戦に続き、快勝となった。

 軽率なミスが見られ、そこからピンチを招く場面はあったものの、個の奮闘もあり相手をねじ伏せた。全体の連動性など課題も見つかった試合になったが、勝利で終えたことは大きな結果だ。次に繋がる戦いを見せたと言える。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一監督 6 ヒヤリとするシーンはあったが、完封勝利。次に繋がる試合を見せた

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