【写真:Getty Images】
イングランドのサウサンプトンからイタリアのサンプドリアへ移籍した日本代表DF吉田麻也は、早ければ現地時間3日に行われるナポリ戦で新天地デビューを飾る可能性もあるかもしれない。
吉田は冬の移籍市場最終日となった1月31日にレンタルでのサンプドリア加入が決定。事前に噂などがなかったこともあり、イタリアの多くのメディアが「サプライズ」と報じた。クラブ専門メディア『サンプニュース24』が伝えたところによれば、実際に移籍手続きはかなりのスピードで進んだとのことだ。
サンプドリアはもともと吉田の獲得を予定してはいなかったものの、最終日になって代理人からクラブに話が持ちかけられたという。プレミアリーグですでに吉田を知っていたクラウディオ・ラニエリ監督がすぐにゴーサインを出したこともあり、短時間のうちに手続きを完了させることができたようだ。
その吉田は現地時間1日夜にイタリアに到着したことが『ジャンルカディマルツィオ』などにより伝えられている。2日午前にはメディカルチェックを受け、その後間に合うようであれば午前のチーム練習に加わる見通しだという。
移籍証明書もすでに到着しており、3日にホームで行われるセリエA第22節のナポリ戦に出場することも可能だとみられている。いずれにしても吉田はその後、転居などのため一旦イングランドへ戻ることになるようだ。
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