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バルセロナ、ソシエダFW獲得を断念か。理由は84億円の移籍解除金

text by 編集部 photo by Getty Images

ウィリアン・ジョゼ
【写真:Getty Images】

 バルセロナはレアル・ソシエダに所属するFWウィリアン・ジョゼの獲得が難しくなったようだ。

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 11日付けのスペイン紙『マルカ』ではソシエダはジョゼに対し3500万ユーロ(約42億円)の移籍金を要求していると報じていた。

 しかしソシエダでマネージャーを務めるイマノル・アルグアシル氏は「もし7000万ユーロ(約84億円)を支払うならこれ以上は話し合いをする必要がなくなる」と語り、ジョゼに設定されている7000万ユーロの契約解除金をバルセロナは支払う必要があるとの認識を示した。バルセロナはなるべく支出を抑えたい意向を持っているようで、28歳のブラジル人ストライカーに7000万ユーロを費やすかは懐疑的だ。

 バルセロナは前線の選手に負傷者を多く抱えている。1月にFWルイス・スアレスが右膝の怪我で約4ヶ月の戦線離脱が予想されている。さらにFWウスマン・デンベレも右ハムストリング腱断裂の大怪我で今季中の復帰が絶望となっている。

 緊急補強としてバレンシアのFWロドリゴ・モレノやアヤックスFWドゥシャン・タディッチなどの名前が浮上していたがいずれも交渉は実現していない状況だ。果たしてバルセロナはストライカーを獲得する事が出来るのだろうか。

【了】

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