現地時間16日に開催が予定されていたリーガエスパニョーラ第24節のエイバル対レアル・ソシエダ戦は、開催延期に向けた検討が行われている。両クラブおよびスペインサッカー連盟（RFEF）、ラ・リーガが14日に共同声明で明らかにした。

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　エイバルに程近いバスク地方のサルディバルでは今月6日に廃棄物処理場での大規模な地崩れが発生。それに伴う火災により、ダイオキシンなどによる深刻な大気汚染が周辺地域に広がっているという。

　バスク州政府の健康局ではエイバルを含む周辺地域に対し、屋外でのスポーツを実施しないよう勧告を行った。これを受けて両クラブおよびRFEF、ラ・リーガは協議を行い、現地時間15日朝まで待って大気の状態改善が見られないようであれば試合を中止とすることを決めた。

　MF乾貴士も所属するエイバルは現在リーガで16位。前節終了時点で6位だったソシエダは14日に試合を行ったバレンシアに抜かれて暫定7位となっている。

【了】