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「南野拓実とハーランド放出は重すぎる」と地元メディア。不在後の初戦で今季初黒星

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

 オーストリア1部リーグ第19節のザルツブルク対LASK戦が現地時間14日に行われ、アウェイのLASKが3-2の勝利を収めた。ザルツブルクは今季初黒星を喫するとともに、首位攻防戦に敗れて2位に転落している。

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 2019年末までのリーグ戦を13勝5分けの無敗で折り返していたザルツブルク。だがリーグ内で圧倒的最多の66得点を挙げていた攻撃陣の主力選手のうち、ノルウェー代表FWエルリング・ハーランドはボルシア・ドルトムントへ、日本代表MF南野拓実はリバプールへとステップアップを果たした。

 約2ヶ月間のウィンターブレイクを経て行われたリーグ再開初戦は、2人を失って初めてのリーグ戦でもあった。だがMF奥川雅也が1得点を挙げながらも結果は2-3の敗戦。今季初黒星であり、ホームでは実に約3年ぶりとなるリーグ戦黒星となった。

 この結果に対してはやはり、主力移籍の影響を指摘する声もある。オーストリア『ホイテ』紙は「冬に退団したハーランドと南野の不在(の影響)は明白だった」と試合について記述。地元メディア『ザルツブルク24』も同様に「攻撃陣の南野とハーランドの退団は重すぎるように見えた」と記した。

 だが南野やハーランドと同様に他国クラブからの注目を集めていたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライや韓国代表FWファン・ヒチャンらは健在。奥川も含め、ザルツブルクに残ったメンバーにはチームをリーグ7連覇に導くプレーが求められることになる。

【了】

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