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マンCに同情するクロップ「監督や選手は何も悪くない。センセーショナルなサッカーをしただけ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ ジョゼップ・グアルディオラ
【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、マンチェスター・シティに対するUEFAからのペナルティに言及した。英『リバプール・エコー』が現地時間15日に伝えている。

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 UEFAは14日、シティがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)で重大な違反があったとし、次の2シーズンでチャンピオンズリーグなどのUEFA主催大会への参加を認めないと発表した。そして、3000万ユーロ(約36億円)の罰金も言い渡している。

 シティはスポーツ仲裁裁判所への上訴に動く方針だが、この処分が確定すれば、クラブへの影響は計り知れない。クラブの収益減少はもちろんのこと、トップレベルの選手たちが他クラブへ移籍することも考えられる。

 この件について問われたリバプール指揮官は「まずはペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)と選手たちのことを想う」とコメント。「彼らは何も悪いことをしていない。彼らがやったのは、サッカーをしたこと。センセーショナルなサッカーをしたことだけだ。ペップはこれまでずっと、各国のリーグのサッカー向上に力を尽くしてきた」と述べた。

 クロップ監督は「ルールを尊重しなければいけない」としながらも、やはり敵将のことが気になる様子。「ヘッドラインが送られてきたが、見たときは衝撃を受けた。いち監督として言えることは、ペップ・グアルディオラ率いるシティはセンセーショナルなサッカーをしている、ということだけだ。彼のやっていることを常に称賛してきた。それはこの瞬間も変わらない。シティの選手にとって今は本当に厳しい瞬間だと想像するよ」とコメントしている。

 プレミアリーグでの勝ち点はく奪やグアルディオラ監督退任説などが早くも報じられているシティ。平常心でプレーを続けるのは難しい状況なだけに、クロップ監督も心配しているようだ。

【了】

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