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苦戦続く酒井宏樹、先発も途中交代。現地メディア単独最低点など低評価

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井宏樹
【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアン第25節のリール対マルセイユ戦が現地時間16日に行われ、アウェイのマルセイユが2-1で勝利を収めた。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は先発で出場し、64分に交代するまでプレーしている。

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 12日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)のリヨン戦にも先発していた酒井は、リーグ戦では3試合ぶりの先発復帰。だが後半立ち上がりに失点して0-1となった状況で、最初の交代選手としてベンチに下がることになった。マルセイユは酒井の交代後の5分間で立て続けに2点を奪い、逆転勝利を収めることに成功している。

 今季は低調なパフォーマンスによりフランスメディアから批判を受けることが多くなっている酒井。今節の評価も厳しいものとなった。『フランス・フットボール』誌はチーム最低タイとなる採点「4」をつけている。

『Footmercato』もチーム単独最低点の「4」をつけ、リールの攻撃に苦戦を強いられたと寸評。頻繁に酒井のサイドから攻撃を仕掛けてくるリールに対し、「デュエルで遅れを取ることが多すぎた」と述べている。

『Maxifoot』でも酒井に対する採点はチーム単独最低点の「4」。守備では注意深くプレーしていたがパスミスが多かったと指摘している。酒井に代えて投入された19歳MFマルレイ・アケが得点に絡むなど、交代が逆転に向けた転機となったことにも複数メディアが言及している。

 マルセイユはこの勝利で3連勝、14試合連続負け無しとし、3位に11ポイント差をつけての2位に位置している。来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に向け順調な状況だが、酒井は調子を取り戻すことができるだろうか。

【了】

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