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IOC、東京五輪延期の可能性を協議開始と表明「今後4週間以内に議論」

text by 編集部 photo by Getty Images

東京五輪エンブレム
【写真:Getty Images】

 国際オリンピック委員会(IOC)は22日、今年夏に開催が予定される2020年東京五輪を新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期するか否かについて今後4週間以内に議論を行う見通しであることを表明した。

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 中国を発生源とする新型コロナウイルスは世界各国に拡大し、サッカーも含めたスポーツイベントの中止・延期が相次いでいる。7月から8月にかけて開催される予定の東京五輪に向けても不安は高まる一方だ。

 各国のスポーツ連盟などから公式な延期要請も相次ぐ中、IOCは東京五輪の予定通りの開催を目指す姿勢を取り続けてきた。だが22日にはついに、「アスリートと関係者全員のため最善の決断を下す」準備として、「五輪の開始日変更」も含めたシナリオについて協議を行うことが表明された。

 IOCは東京五輪組織委員会や東京都などと連携を取った上で、「急速に変化する世界の健康状況を調査検討し、延期のシナリオも含めた詳細な議論を開始する」と表明。「今後4週間以内には議論を終える」との見通しを示した。

 一方で、東京五輪を延期ではなく中止とする可能性は否定。「五輪の中止はいかなる問題の解決にも繋がらない。中止が議題となることはない」と強調している。

【了】

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