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ベラルーシに続き…タジキスタンでもリーグ開幕へ。現時点で国内感染例はゼロ

text by 編集部 photo by Getty Images

タジキスタン
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルスの影響により世界の大半の国でサッカーの国内リーグや国際大会が延期・中止される中、中央アジアのタジキスタンでは今週末に2020シーズンが予定通りの開幕を迎える。アジアサッカー連盟(AFC)公式ウェブサイトや『ESPN』が伝えている。

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 中国を発生源とする新型コロナウイルスは世界中に拡大し、感染者総数は100万人、死亡者数は5万人を突破。スポーツ界への影響も甚大であり、東京五輪やEURO2020なども来年への延期が決まっている。

 サッカーの国内リーグが現在も開催されているのは東欧のベラルーシ、アフリカのブルンジ、中米のニカラグアなどごく一部の国のみ。だがタジキスタンもこの限られたリストに加わることになった。

 現地時間4日にはシーズン最初の公式戦となるスーパーカップが行われ、リーグ6連覇中の絶対王者であるFCイスティクロルと昨季2位のFCフジャンドが激突。続いて5日以降にはリーグ開幕戦が行われる。ただし、当面の試合は無観客で開催されるとのことだ。

 世界保健機関(WHO)の統計データによれば、現時点で世界208の国・地域で新型コロナウイルス感染例が確認されているが、タジキスタンでの感染例は報告されていないという。「ほぼ全ての国でリーグ戦がストップしている。幸いタジキスタンにはコロナウイルスはなく、サッカーの新たなシーズンが始まる」とイスティクロルの監督は3日の会見でコメントしている。

【了】

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