サッカー史上最高! 伝説の5チーム。ロナウジーニョにメッシに香川…00年代後半を彩ったクラブ 【再掲】

2020年04月12日(Sun)8時30分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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ローマ(06/07シーズン)

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ローマ(06/07シーズン)のフォーメーションや成績など【写真:Getty Images】



ローマ(イタリア/セリエA)
06/07シーズン成績
・ リーグ戦・2位(勝ち点75/22勝9分7敗)
・ カップ戦:優勝
・ CL:ベスト8
監督:ルチアーノ・スパレッティ(イタリア/当時48歳)
スタイル:ポゼッション

06/07シーズン主な先発メンバー
GK:ドニ
DF:マックス・トネット、クリスティアン・キヴ、フィリップ・メクセス、クリスティアン・パヌッチ
MF:ダビド・ピサーロ、ダニエレ・デ・ロッシ、アレッサンドロ・マンシーニ、ロドリゴ・タッデイ、シモーネ・ペッロッタ、フランチェスコ・トッティ

 目立ったタイトルはなく、ワールドクラスの選手を多数抱えているわけでもない。それでも、サッカーの歴史において欠かすことのできないチームがある。それが、ルチアーノ・スパレッティが作り上げたローマだ。

 このチームの最大の特徴は「ゼロトップ」。スパレッティ監督は、それまで攻撃的MFとして世界最高クラスの存在だったトッティをトップに置いた。すると、中盤に下がってパスワークに参加しつつ、フィニッシャーとして得点を量産。9番と10番の仕事を同時にこなす驚異的な存在として、さらなる飛躍を遂げた。

 そして、この06/07シーズンのハイライトは、マンチェスター・ユナイテッドとのCL準々決勝である。当時のユナイテッドは、クリスティアーノ・ロナウドとウェイン・ルーニーが“期待の若手”から“ワールドクラス”へと変貌を遂げ始めた時期であり、世界のサッカーシーンの中心的なクラブだった。

 1stレグでホームにそのユナテッドを迎えたローマは、タッデイとブチニッチのゴールで2-1と接戦を制した。その試合内容も「ゼロトップ」システムが十分に機能し、会心と言えるものであり、世界中がローマを讃えた。

 しかし、続くアウェイでの2ndレグでは、まさかの7失点を喫した。1stレグで披露した戦いぶりとは全く異なる展開で、ユナイテッドに蹂躙される姿は世界中に衝撃を与えた。

 それでも、のちにジョゼップ・グアルディオラ監督やスペイン代表も「ゼロトップ」システム取り入れ、現在ではセンターFWは得点だけでなく全ての面において秀でた能力を持つことが求められる時代となった。このローマというチームが与えた影響は今なお大きい。

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