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レアル移籍の可能性薄まる? アヤックスMFの代理人が懸念「全てが以前とは異なる」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドニー・ファン・デ・ベーク
【写真:Getty Images】

 アヤックスに所属する22歳のオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク。同選手の代理人が、新型コロナウイルスの影響で移籍市場を取り巻く環境が変わったとの見解を示した。14日にスペイン紙『アス』が報じている。

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 今年1月の移籍市場でレアル・マドリードとの合意報道が流れたが、すぐにドニー・ファン・デ・ベークは「公式なものは何もない。契約はしていない」と答えて合意報道を否定した。ただ、依然としてマドリーは同選手に興味を示していると考えられている。しかし、新型コロナウイルスによるリーグ中断によって、収入減のクラブは経済的打撃を受けた。マドリーも例外ではなく、今夏の移籍市場に投資する金額が減る可能性もある。

 ドニー・ファン・デ・ベークの代理人は「彼がどうなるのか、今のところ誰も知らない。知られているように古くから様々なクラブの関心はある。今後数週間で何が起こるかを見てみよう。新型コロナウイルスによって一部のクラブの状況が変化し、それを綿密に検討する必要がある。ただ、機密事項も含まれているため私はそれについて何も話すことは出来ない。全てが以前とは異なる。私も現実を見る必要があるだろう」とし、マドリー移籍の可能性が遠のいたことを示唆した。

 一方で「おそらく、チャンスがなくなったと考えるクラブにノックする機会を与えるだけだ。そのため、私は彼のことを心配していない」とし、夏の移籍市場で他クラブへ移る可能性を残している。ドニー・ファン・デ・ベークは今季公式戦37試合に出場し10得点11アシストを記録していた。

【了】

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