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スペインリーグ、再開なら来年まで無観客開催か?新型コロナの影響で各クラブの財政に大打撃

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・テバス
【写真:Getty Images】

 スペイン1部と2部のリーグ戦は再開しても、来年までは無観客で開催されることになりそうだ。スペイン『アス』が現地時間23日に報じた。

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 世界に蔓延している新型コロナウイルス。クラブのスタッフや選手たちへの感染が確認されている。現在、スペインリーグは無期限で延期となっている。感染者が増えている状況から、今後の見通しは不透明である。

 同メディアによると、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が22日、スペインサッカー連盟(RFEF)、スポーツ庁(CSD)と話し合った内容を1部と2部のクラブに説明したという。リーグ戦再開に関して話し合ったとみられる。

 テバス会長は各リーグの会長などに来年までは無観客で試合を行うことが現実的であると話したようだ。同会長は無観客で行うことで各クラブの収入に大きく影響することを明確にしたかったという。

 同メディアは各クラブが1億2950万ユーロ(約151億円)の損害となっていると伝えている。だが、これは一部に過ぎず、このままの状態が続けばさらなる打撃となるという。ラ・リーガの予測では、もしこのまま試合が行われなければ、各クラブは9億5600万ユーロ(約1116億円)の損害、無観客で行えば、3億5000万ユーロ(約408億円)の損害になるという。

 この理由から、残りの試合を消化させる案を検討しているという。それについては、年間チケットの一部払い戻しや来季のチケットの減額などが話されているようだ。

 スペインリーグのみならず、現在延期となっている各国のリーグ戦は再開されることになるのだろうか。

【了】

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