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菅原由勢所属AZ、得失点差でのアヤックス首位扱いに不服。UEFAに訴え

text by 編集部 photo by Getty Images

菅原由勢
【写真:Getty Images】

 オランダ1部のAZは、エールディビジのシーズン打ち切りによりアヤックスが最終的な首位チームとして扱われる決定に納得せず、欧州サッカー連盟(UEFA)に不服を訴える文書を送付したという。オランダ経済誌『Quote』が25日に伝えた。

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 新型コロナウイルスの影響により中断されていた2019/20シーズンのエールディビジは、再開されることなく打ち切られることが4月24日に正式決定された。優勝チームや降格チームは「なし」とされたが、来季のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)出場チームは中断時点での順位に基づいて決定されている。

 中断時点で首位に立っていたアヤックスは来季CLに予選プレーオフから出場。アヤックスと勝ち点で並び、得失点差で2位だったAZは予選3回戦からの出場となる。

 だがAZはこの決定を不服とし、今季の事実上の優勝チームとして認定されることをUEFAに要請したという。オランダ誌が入手したという文書によれば、AZは「得失点差は客観的な基準ではない。直接対決の結果こそが力関係をより正しく反映する」と主張しているとのこと。今季の直接対決では、AZはアヤックスに2戦2勝を収めていた。

 AZには今季からU-19日本代表DF菅原由勢も所属。予選も含めたCL出場権獲得は、2009/10シーズン以来11年ぶりとなる。

【了】

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