フットボールチャンネル

代表 4年前

ブラジル代表、歴代ストライカーの系譜。怪物に皇帝…ゴールに愛されたカナリア軍団のエースたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ロシアワールドカップ(2018)

ガブリエウ・ジェズス
【写真:Getty Images】



ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)
生年月日:1997年4月3日(当時21歳)
個人成績:5試合出場/0得点1アシスト

 自身初のワールドカップに挑んだ若手ストライカーは、1974年以来という不名誉な記録を作ってしまい批判を浴びた。

 グループリーグ初戦から準々決勝のベルギー代表戦まで全5試合に先発出場したものの、ノーゴールに。エースストライカーとしての期待を背負いながら、結果で応えることができなかった。ブラジル代表の背番号9を着用してワールドカップに出場したストライカーで、無得点に終わったのは1974年の西ドイツ大会でのセーザル・マルコ以来だった。

 1994年のアメリカ大会は攻撃的MFのジーニョが背番号9だったが、その他はロナウドやルイス・ファビアーノといったストライカーが結果を残してきただけに、ガブリエウ・ジェズスへの失望は大きかっただろう。それだけブラジル代表の「背番号9」は特別な意味を持つのである。

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top