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代表 4年前

ブラジル代表、歴代ストライカーの系譜。怪物に皇帝…ゴールに愛されたカナリア軍団のエースたち

ブラジル代表のストライカーといえば、誰もが思い浮かべるのは元祖“怪物”のロナウドだろう。大五郎カットでも注目を浴びた日韓ワールドカップでの活躍が象徴的だ。しかし、彼の時代が終わった後にも前線でゴールを決める最も重要な役割を任された名手たちがいる。今回は通算5度のワールドカップ優勝を誇るカナリア軍団のエースとして世界の舞台に立った名ストライカーたちの系譜を振り返る。(2020年6月掲載の記事を再編集したものです)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

日韓ワールドカップ(2002)

ロナウド
【写真:Getty Images】



ロナウド(インテル)
生年月日:1976年9月22日(当時25歳)
個人成績:7試合出場/8得点1アシスト


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 1998年フランスワールドカップでブラジル代表を決勝に導き、大会MVPも獲得した“怪物”は、自身3度目のワールドカップで異次元の活躍を披露した。負傷明けという懸念を吹き飛ばし、7試合に出場して8得点。準々決勝のイングランド代表戦を除く全ての試合でゴールネットを揺らした。

 決勝のドイツ代表戦では、それまで1失点しか許さない驚異的なプレーを見せていたGKオリバー・カーンから2得点を奪う。ワールドカップでの通算得点数でも、伝説的FWペレと並ぶ「12」にまで伸ばした。

 もちろん大会MVPに輝き、2002年のFIFA年間最優秀選手にも選ばれている。ロナウドにとって自身2度目のワールドカップ優勝、そしてブラジル代表にとって5度目のワールドカップ優勝の立役者となり、世界最高のストライカーとしての価値を存分に証明した。

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