7位：ペップ・シティの最終ラインの柱

DF：エメリック・ラポルト（フランス代表／マンチェスター・シティ）
生年月日：1994年5月27日（26歳）
市場価格：7500万ユーロ（約90億円）
今季リーグ戦成績：7試合出場／0得点0アシスト

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　ジョゼップ・グアルディオラ監督が惚れ込んだ男は、2017/18シーズン途中にマンチェスター・シティへ加入。同指揮官の下でコンスタントに出場機会を得たレフティーは、瞬く間に最終ラインにおける絶対的な柱となった。今季は第4節のブライトン戦で負った怪我の影響で前半戦をほぼ棒に振ったフランス人であるが、チームでの重要度、そして存在感の大きさに疑いの余地はないと言えるだろう。

　シティで評価を高めているエメリック・ラポルト。そんな同選手最大の武器は「パス」にあると見て間違いないだろう。左足から放たれるボールはショート、ロング問わず正確性抜群。司令塔のような視野の広さも兼ね備えており、縦パス、斜めのパス、反対サイドへの鋭いロングパスを巧みに使いこなして一気にチャンスを生み出すことも可能としている。ボール支配を基本とするシティには欠かせない存在だ。

「スピード」は凡庸だが、ラポルトは身長191cm・体重86kgと申し分ないサイズを誇っており、「フィジカル」の強さは水準以上。「空中戦」にも強く、セットプレー時はもちろん、クロスボールの処理などにも長ける。さらには読みの良さやポジショニングの良さ、カバーリングの上手さが光るなど、クレバーな守備にも定評が。現代のCBに求められる能力を高いレベルで持ち合わせる選手と言える。

　先述した通り今季はあまり試合に出場できていないラポルトであるが、CBランキングのトップ10入りを果たすだけの力があるのは明らか。今後の活躍次第ではトップ5入りも不可能ではないだろう。