イングランドが生んだ「世界最高」の5人、その能力値は? ジェラード、ランパード、ベッカム、そして…母国が生んだ英雄たち

2020年06月18日(Thu)9時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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世界最高のボックス・トゥ・ボックス

スティーブン・ジェラード
スティーブン・ジェラードの能力値など【写真:Getty Images】

MF:スティーブン・ジェラード(イングランド代表/リバプール)
生年月日1980年5月30日(当時24歳)
04/05シーズンリーグ戦成績:30試合7得点2アシスト
イングランド代表通算114試合21得点
イングランド代表主な出場大会:UEFA EURO2000、UEFA EURO2004、2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会、UEFA EURO2012、2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会

 自陣ボックスから敵陣ボックスまで。守備でも攻撃でも高い能力を持つMFを「ボックス・トゥ・ボックス」と呼ぶ。その最高峰に位置するのがスティーブン・ジェラードだ。

 ジェラードは、そのダイナミックなプレーとキャプテンシー、そして何よりも強烈な闘争心を持ってピッチに立ち続けたことで世界中のサッカーファンの心をつかみ、リバプールの主将として誰よりも愛された。

 そんなジェラードの基本データは、リバプールをサッカー史に残る劇的なCL逆転優勝に導き、UEFA年間最優秀選手に選出された04/05シーズンのもの。

 ジェラードのプレーにおいて最大の魅力といえるのは、強靭な「フィジカル」を下地にした強烈な「パス」だ。大歓声のスタジアムでもボールを蹴った際の音が聞こえるほど力を帯びたパスで敵陣を切り裂く。

 さらにパス同様に強烈なミドルシュートに加えてダイナミックな「ドリブル」突破も相手チームの脅威となり、「守備力」でも中盤の選手では有数の力を持つ。この能力値の10項目すべてで高い水準の数値を記録しており、まさに完全無欠のMFといえるだろう。

 そして、「パス」と並んで92の最高値となったのが「メンタル」だ。キャリア序盤の若手時代には闘争心が裏目に出て試合中にヒートアップし、批判の対象となることも少なくなかった。しかし、03/04シーズンの主将就任をきっかけに自らをコントロールする術を手にして溢れる闘争心をプラスに。サッカー史に残る主将となった。

 ミランと対戦した04/05CL決勝では、前半で0-3と絶望的なビハインドを背負ったチームを鼓舞し続け、奇跡の逆転優勝に導いた。反撃の狼煙となる1点目を決めた際の姿はリバプールファンのまぶたに今も鮮明に焼き付いている。

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