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南野拓実は「交代した選手より危険だった」。地元紙が初先発に合格評価

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第30節のエバートン対リバプール戦が現地時間21日に行われ、0-0のスコアレスドローに終わった。前半45分間のみのプレーとなったリバプールの日本代表MF南野拓実に対し、地元紙『リバプール・エコー』は合格評価を下している。

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 新型コロナウイルスによるリーグ戦中断後の再開初戦で、南野はリーグ戦では移籍後初となる先発出場。両チームが無得点のまま折り返したハーフタイムで交代することになったが、ユルゲン・クロップ監督は南野のパフォーマンスが悪かったわけではないと試合後にコメントしている。

『エコー』紙は、先発メンバーの中からこれまで出場機会の少なかった南野とMFナビ・ケイタの2人に注目する分析記事を22日付で掲載。「どちらも印象的だった」と好意的に評価している。

 リーグ中断中にはリバプールがドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得を逃したことも話題となったが、南野が本領を発揮できれば十分にチーム力の向上に繋がるという期待を示す英国メディアもあった。今回の試合でも南野は「ティモ・ヴェルナーの問題に答えを出そうとした」と地元紙は述べている。

 南野のプレーについては「シャープに見えた」「思い切りプレーすることを恐れてもいなかった」とコンディションの良さや積極姿勢を称賛。枠外となったが序盤にシュートを放ったこと、ボール奪取がリバプールの最初の本格的なチャンスに繋がったことなどに言及している。

 ハーフタイムでの交代となったが、「代わって入ったアレックス・オックスレイド=チェンバレンやディヴォック・オリジよりも危険だった」と南野を評価。「今後数週間に南野のプレーをもっと見ることができるだろう」と期待を示した。

【了】

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