フットボールチャンネル

代表 4年前

ポルトガル代表、歴代ストライカーの系譜。絶対的エース不在に悩まされた歴史、解決したのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ロシアW杯(2018)

クリスティアーノ・ロナウド
【写真:Getty Images】



クリスティアーノ・ロナウド
生年月日:1985年2月5日
個人成績(2006):6試合出場/1得点0アシスト
個人成績(2010):4試合出場/1得点1アシスト
個人成績(2014):3試合出場/1得点1アシスト
個人成績(2018):4試合出場/4得点0アシスト

 今も衰える気配のない、サッカー界の生ける伝説。15年近く世界最高峰のアイコンであり続けているスーパースターだ。2003年にルイス・フィーゴとの交代でポルトガル代表デビューを果たし、瞬く間にスターダムを駆け上がっていった。

 ワールドカップには通算4度出場しているが、若い頃は超絶技巧と爆発的なスピードを駆使したドリブルを武器とするウィンガーで、年齢を重ねるにつれてストライカー気質が強くなりプレーエリアも中央に寄っていった。本格的にストライカーとしてプレーしたワールドカップは、2018年のロシア大会が初めてだった。グループリーグ初戦のスペイン代表戦では、ワールドカップで初めてのハットトリックを達成した。

 ポジションが移り変わるにつれ、よりゴールに直接関与することが増え、30代半ばになっても驚異的なペースでゴールを重ね続けている。ポルトガル代表キャップ数は2021年9月時点で180試合、さらに111得点と前人未到の数字を記録している。

 クラブでも代表でも数々のタイトルを獲得し、EURO2016で欧州の頂点も味わった。まだ手にしていないのはワールドカップくらい。37歳で迎えることになる2022年カタールワールドカップでも輝きを放ち、悲願達成となるだろうか。

【了】

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top