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CL準々決勝以降の開催に影響も? ポルトガルの新型コロナ再拡大に不安視

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ
【写真:Getty Images】

 ポルトガル国内で新型コロナウイルスの感染者数増加ペースに再加速の兆しがみられ、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝以降の開催に影響する可能性も懸念されている。

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 今季のCLはウイルスの影響により3月以降中断。決勝トーナメント1回戦2ndレグの残り試合を8月7日と8日に開催したあと、準々決勝に進んだ8チームはポルトガルに集合して8月11日から23日まで「ファイナル8」と呼ばれる最終ラウンドを戦う予定となっている。

 だが開催地となるリスボン周辺では、一旦落ち着いていたウイルスの脅威が再び強まっている。解除されていたロックダウン(都市封鎖)が再び実施され、7月1日から14日までは出勤や最低限の買い物などを除く外出を禁じることが先日発表された。

 仏紙『レキップ』など複数メディアが、ポルトガル国内の状況がCL準々決勝以降の開催に影響する可能性もあるとして不安視する見方を伝えている。だが欧州サッカー連盟(UEFA)は同紙の取材に対して「プランBはない」と回答し、現時点でリスボンでの開催が危ぶまれる状況にはないと主張したとのことだ。

 予定通りにリスボンで開催されるとしても、今季のCLの試合に観客が入場できることはなさそうだ。ポルトガル保健大臣が「現在のパンデミックの状況では明らかにノーだ」と観客入場の可能性を否定したことをポルトガル『ルサ通信』などが伝えている。

【了】

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