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オーストラリア、第2波による州境封鎖でリーグ再開に暗雲。連盟は例外措置要請

text by 編集部 photo by Getty Images

メルボルン・ビクトリー
【写真:Getty Images】

 オーストラリアでは、新型コロナウイルス感染の“第2波”到来によりロックダウン(都市封鎖)や州境界封鎖などの措置が取られることになった。来週からの再開が予定されるAリーグにも影響することになりそうだ。

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 メルボルンを州都とするビクトリア州では、ウイルス感染拡大のリスクが再び強まったとして6週間のロックダウン実施を発表。隣接するニューサウスウェールズ州との境界も、軍や警官などを配置して封鎖されることになった。

 メルボルンには本田圭佑の古巣でもあるメルボルン・ビクトリーなどAリーグの3クラブ、ニューサウスウェールズ州にはシドニーFCなど4クラブが本拠地を置いている。オーストラリアサッカー連盟(FFA)は、リーグ再開を可能とするため州をまたいでの移動の例外措置を認めるよう州政府に要請する意向を明らかにした。

「ニューサウスウェールズ州政府に対し、各チームがシーズン続行のため同州に入ることを認める例外措置の手続きを開始する。スケジュールの見直しが必要であれば対応するが、現時点ではスケジュールはそのままだ」とFFAのグレッグ・オルーク氏はコメントしている。

 Aリーグの2019/20シーズンは、各チームがレギュラーシーズン26試合のうち20~23試合を終えた段階で中断。7月16日にレギュラーシーズンを再開し、その後プレーオフにあたるファイナルシリーズを開催する予定となっている。

【了】

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