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世界最高のパサーは誰だ! サッカー選手パス能力値ランキング6位~10位。ピルロの系譜を継ぐレジスタとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:世界最高の左サイドバック

アンドリュー・ロバートソン
アンドリュー・ロバートソンの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表/リバプール)
生年月日:1994年3月11日(26歳)
市場価格:6400万ユーロ(約76.8億円)
今季リーグ戦成績:30試合出場/1得点8アシスト


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 現代サッカー界における世界最高の左サイドバックと言っても過言ではない26歳のレフティー。リバプールで替えの効かない存在として活躍しているスコットランド人DFは、昨季にチームのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献しており、今季はプレミアリーグ制覇をもたらした。過去には4部リーグでのプレーも経験した選手であるが、ユルゲン・クロップ監督の下で見事な成長を果たしたと言えるだろう。

 豊富な運動量を活かして果敢に前線へ飛び出すアンドリュー・ロバートソンは、左足の確かな技術を武器に味方との連係を発揮してサイドを切り崩すことができる。さらに、サイドから鋭い縦パスを送り込んで攻撃を加速させるなど、ビルドアップの貢献度も絶大。右サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドと繰り出すサイドチェンジの質は言わずもがなワールドクラスだ。

 だが、やはり究極はクロスの質だろう。ロバートソンの左足から放たれるボールは鋭さと正確性の両方が兼ね備わっており、相手の嫌なスペースを突いて味方の得点をお膳立てすることが可能。昨季はプレミアリーグで二桁アシストを達成、今季も二桁まであとわずかに迫っているなど、このあたりの脅威は数字にもしっかりと表れている。まさに左足のスペシャリストと言えるだろう。

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