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リーガ会長、マンCの処分を撤回したCASに不満「適切な機関かどうか再評価する必要がある」

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・テバス
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティの処分を無効にしたスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対し、スペイン・プロサッカーリーグ(ラ・リーガ)のハビエル・テバス会長が不満を呈した。13日にスペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が報じている。

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 シティは過去にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定に関する重大な違反を犯したとして、今年2月に欧州サッカー連盟(UEFA)から2年間のUEFA主催試合出場禁止および罰金の処分を下されていた。クラブは不正行為を否定して処分を不服としCASへ上訴。

 そして、現地時間13日にCASはシティに対するUEFA主催大会出場禁止処分を無効とする裁定を下している。また、罰金の金額も当初の3000万ユーロ(約36億円)から1000万ユーロ(約12億円)へと大幅に減額された。

 UEFAの決定を覆したCASに対し、テバス会長は「CASがサッカー界の制度的決定を上訴するのに適切な機関であるかどうかを再評価する必要がある。スイスは仲裁の長い歴史を持つ国だが、CASは標準に達していない」と語り、CASの決定に不満を述べている。

【了】

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