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本田圭佑、若年層の自殺者が多い日本の現状を問題提起「変えるための行動をしない僕らが何よりも罪深い」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
【写真:Getty Images】

 ブラジルのボタフォゴに所属する本田圭佑が18日、自身のツイッターを通じて、若年層の自殺者が多い日本の現状を問題提起した。

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 厚生労働省の公式サイトには自殺者数の統計が掲載されているが、それによると2003年に年間自殺者数が3万4000人に到達し、横ばいの期間を経て2012年に2万人台まで減少した。全体としては減少傾向にあるものの、依然として年間2万人以上をキープしている。

 ただし、10歳から19歳の自殺者数は微増。若年層における死亡順位の第1位は自殺となっている。国際的にも、若年層の死因順位の1位が自殺というのはG7の中でも日本がトップクラスだ。

 この現状に関して、本田は「死ぬなよってこれまでは自殺する人を責めてきた。今も死ぬなよって気持ちは変わらんけど、それ以上に20年以上も若者の自殺者の数が世界で1番多い日本が、社会が、そして変えるための行動をしない僕らが何よりも罪深いよな?」とコメントし、「可哀想とかご冥福をお祈りしますもいらんねん。もっと大事な行動が抜けてんねん。って自問」ともつぶやいている。

【了】

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