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レバンドフスキが“得点王3冠”。決勝ではゴールならずも圧倒的得点力発揮【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・レバンドフスキ
【写真:Getty Images】

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間23日に行われ、パリ・サンジェルマンを1-0で破ったバイエルン・ミュンヘンが7年ぶり6度目の優勝を飾った。大会得点王にはバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが輝いている。

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 決勝を前にしてレバンドフスキは今大会15得点を挙げており、決勝を戦う選手の中で最も得点数の近いチームメートのFWセルジュ・ニャブリとは6点差。得点王の獲得はよほどのことがない限り確実な状況だった。

 決勝でゴールを挙げることはできなかったが、そのままレバンドフスキは得点王に輝いた。今大会10試合の出場で15得点、決勝以外は出場した全ての試合でゴールネットを揺らすという驚異の得点力を発揮してきた。

 レバンドフスキは自身初のCL得点王であり、ポーランド人選手が得点王に輝くのも大会史上初。バイエルンの選手の得点王はディーター・ヘーネス氏以来38年ぶり、ドイツのクラブの選手の得点王もウィントン・ルーファー氏(当時ブレーメン)以来26年ぶりとなった。

 過去12年間にわたってCL得点王はリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドがほぼ独占しており、両者以外で得点王となったのは2014/15シーズンのネイマール(メッシ、C・ロナウドと同点)のみ。メッシもC・ロナウドも得点王を逃したのは、カカー氏(ミラン)が得点王に輝いた2006/07シーズン以来13年ぶりのことだ。

 レバンドフスキは今季ブンデスリーガとDFBポカール(ドイツ杯)でも得点王に輝き、チームとともに個人でも“3冠”を達成。公式戦47試合で55得点という圧倒的キャリアハイの成績でシーズンを終えている。

【了】

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