ブスケッツの再来と言われた男

MF：ピエール＝エミール・ホイビュルク（デンマーク代表）
生年月日：1995年8月5日（25歳）
市場価格：2000万ユーロ（約24億円）
今季リーグ戦成績：33試合出場／0得点1アシスト（サウサンプトン）
移籍先：サウサンプトン→トッテナム
移籍金：1660万ユーロ（約19.9億円）

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　2013年にバイエルン・ミュンヘンでプロデビューを果たしたデンマーク代表MFは、当時のジョゼップ・グアルディオラ監督から「セルヒオ・ブスケッツの再来」と称されていた。しかし、ドイツの強豪では芽が出ず。アウクスブルクやシャルケへのレンタル移籍を経験した後、2016年にサウサンプトンへと旅立った。

　イングランドの地では秘めたる才能を開花させた。徐々に主力に定着し、昨シーズンからは主将も任されている。その活躍を評価し、今夏獲得に動いたのがトッテナムだった。同クラブは移籍金1660万ユーロ（約19.9億円）を支払い、デンマーク人MFと5年契約を締結。背番号は「5」となっている。

　決して派手なプレーを披露する選手ではないが、広い視野と確かなパスセンスを駆使して中盤でリズミカルにボールを散らすことを可能としている。身長186cm・体重81kgと体躯にも恵まれており、その強靭な「フィジカル」を活かしたボールキープにも定評がある選手だ。

　また、守備面での貢献度が高い点も魅力的。ボールホルダーを決して逃がさないハードマークを持ち味としており、上記した「フィジカル」の強さも活かしてパワフルにボールを刈り取る。そのプレースタイルゆえカードを貰うことも多いが、献身性はピカイチとみていいだろう。