フットボールチャンネル

ベルギー代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 各ポジションがワールドクラス、今がまさに黄金期

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

トマ・ムニエ
【写真:Getty Images】

トマ・ムニエ(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1991年9月12日(28歳)
ベルギー代表成績:40試合出場/7得点12アシスト


【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 若手時代に工場勤務していた経歴を持つ男は、今やベルギー代表における右サイドのファーストチョイスとなるまでに成長を果たした。大舞台でもしっかりと結果を残しており、2018年ロシアワールドカップ・ラウンド16では日本代表を絶望へと追い込む決勝ゴールをアシストしている。

 身長190cm・体重88kgと大柄な選手で、強靭なフィジカルと水準以上のスピードを活かした前線へのダイナミックな飛び出しを持ち味としている。緩慢になりがちな守備対応は改善が必要だが、強引な突破からでもシュートやクロスに持ち込んでしまう破壊力は、ベルギー代表にとっても大きな武器だ。

ケビン・デ・ブルイネ
【写真:Getty Images】

ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
生年月日:1991年6月28日(29歳)
ベルギー代表成績:74試合出場/19得点34アシスト

 現代サッカー界における世界最高のMFと言っていいだろう。とにかく運動量が豊富で、ピッチ上をくまなく駆け回り攻守において大きく貢献。キックの精度はワールドクラスであり、ゴールネットを突き破るかのような弾丸シュートと鋭く高質なクロスなどを武器に幾度となく相手守備陣を崩壊へと導いてきた。

 ゲームキャプテンを担うこともあるなど、ベルギー代表でも不動の地位を築き上げている。ロシアワールドカップでは母国の3位に貢献し、昨年のEURO予選では6試合で実に4得点7アシストの成績を収めているなど、ピッチ上で果たしてきた仕事ぶりは圧巻だ。今後もレッドデビルズのカギを握る存在となるだろう。

アクセル・ヴィツェル
【写真:Getty Images】

アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1989年1月12日(31歳)
ベルギー代表成績:106試合出場/9得点8アシスト

 遠くからでも目立つアフロヘアと青い瞳が特徴的な守備的MFだ。豊富な運動量と危機察知能力の高さを武器に広範囲をカバーできる選手で、フィジカルコンタクトにもめっぽう強い。それに加え冷静なパス捌きや前線への効果的な飛び出しも光るなど、攻守において存在感を発揮することを可能としている。

 2008年のモロッコ代表戦でベルギー代表デビュー&代表初ゴールをあげ、その後すぐに主力に定着。ワールドカップ2大会、EUROにも出場するなど、大舞台でも中盤の要として活躍してきた。現在31歳とベテランの域に差し掛かっているが、まだまだレッドデビルズには必要な人材だ。

トルガン・アザール
【写真:Getty Images】

トルガン・アザール(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1993年3月29日(27歳)
ベルギー代表成績:27試合出場/4得点4アシスト

 2019年夏にボルシア・ドルトムントへとステップアップを果たしたアタッカー。細かなタッチを駆使したドリブルと水準以上のスピード、そして兄エデン以上と言われるパス精度の高さを武器にゴール前で決定的な仕事をやり遂げる。攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という万能性も魅力的な選手だ。

 2013年にベルギー代表デビューを果たして以降しばらくはいわゆるジョーカー的な立場にいたが、ロシアワールドカップ後はコンスタントに出場機会を確保。左ウイングバックの位置を確固たるものとしつつある。EURO予選では10試合中7試合で先発出場を飾るなど、ベルギー代表の本大会行きに大きく貢献していた。

【次ページ】FW

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top